株式会社ハートアンドハート

【接骨院の競合分析】“勝てる市場”を見抜く5つのリサーチ術|完全ガイド

「良さそうなテナント物件が見つかったエリアに、すでに接骨院が3院、整形外科も整体院もある…もうこの場所で接骨院を開業することは諦めた方が良いですか?」

開業準備を進めている先生から、このような質問をいただいたのは1度や2度ではありません。

多くの開業を希望する先生が、競合する院や存在を「脅威」や「障壁」としてだけ捉え、早々に候補地リストから外してしまうのを何度も見て、聞いてきました。

しかし、何の検討もなしに候補から外すのは非常にもったいない判断です。

実際には、競合院が多いエリアでも差別化できる余地が見つかることがありますし、逆に競合が少なくても十分な需要が存在しないケースもあります。

この記事では、競合分析を行う際に確認しておきたい5つのポイントを、実際の開業支援で活用している考え方を交えながら解説します。

この記事は、接骨院開業の全体像を解説する「STEP2:市場・環境分析」の中から、特に重要な「競合分析」の技術に特化して深掘りする専門記事です。まずは全体像から理解したい方は、関連記事からお読みください。

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競合分析の目的:『敵を知る』のではなく、『自院が輝ける場所』を見つけること

はじめに、目的を明確にしましょう。競合分析の目的は、競合を真似したり、価格競争を仕掛けたりすることではありません。その目的は、競合が「やっていないこと」や「満たせていないニーズ」を発見し、そこを自院の独自の強み(USP)で攻めるための、戦略の拠り所を見つけることです。

“勝てる市場”を見抜く5つの着眼点

それでは、宝の地図を読み解くための、5つの具体的な着眼点を見ていきましょう。

1. 着眼点1:コンセプトと専門性を見抜く(競合の『戦い方』を知る)

まずは、競合のウェブサイトのトップページや施術メニュー、院長紹介などを徹底的に読み込み、彼らの「戦い方」を分析します。

  • 見るべきポイント:
    • 彼らが最も強く打ち出しているメッセージは何か?
      (例:「スポーツ外傷に強い」)
    • どのような患者(ペルソナ)をメインターゲットにしているように見えるか?
    • 院全体の雰囲気は、どのようなコンセプトで作られているか?
      (例:アスリート向け、高齢者向け、女性向けなど)

2. 着眼点2:Googleマップの口コミを“徹底的に”リサーチする(患者の『本音』を読み取る)

Googleマップの口コミは、地域の患者様が院をどのように評価しているのかを知るための参考情報の一つです。評価の星の数だけでなく、口コミの内容や院からの返信まで確認することで、その地域で求められている価値や患者様のニーズが見えてきます。

例えば、

・口コミ件数は少ないが長年地域で支持されている院

・高齢者や紹介患者が中心で、Googleマップを積極活用していない院

・院長がデジタル集客を行っていない老舗院

なども存在します。

そのため、競合分析では口コミだけを見るのではなく、

・開業年数

・立地条件

・診療時間

・院内設備

・ホームページやSNSの発信状況

などもあわせて確認することが重要です。

また、口コミが少ない院を見つけた場合は、「競争力が低い」と判断するのではなく、「Googleマップ上での情報発信が少ない可能性がある」と考える方が適切です。

一方で、口コミの内容そのものは非常に参考になります。

「説明が丁寧だった」「スタッフの対応が良かった」といった評価は、地域の患者様が重視しているポイントを示しています。

反対に、「待ち時間が長い」「予約が取りづらい」といった声は、患者様が不便を感じている部分を把握するヒントになります。

競合分析では、星の数を見るのではなく、「患者様が何を評価し、何に不満を感じているのか」を読み取ることが大切です。

  • ■ ポジティブな口コミから「評価されている理由」を探る
  • 「説明が丁寧だった」「先生が親身に話を聞いてくれた」「施術後の変化を実感できた」など、繰り返し登場するキーワードは、その院が地域で支持されている理由を知るヒントになります。
  • 患者様が何に価値を感じているのかを把握することで、自院のコンセプトやサービス設計の参考になります。
  • ■ ネガティブな口コミから「改善余地」を探る
  • 「待ち時間が長い」「予約が取りづらい」「説明が不足していた」などの口コミは、患者様が不便や不満を感じたポイントを示しています。
  • もちろん、すべての口コミが正しいとは限りません。しかし、同じ内容が繰り返し投稿されている場合は、その地域の患者様が重視している要素である可能性があります。
  • 競合分析では、口コミの良し悪しを評価するのではなく、「患者様が何を求めているのか」を読み取る視点が大切です。

3. 着眼点3:価格設定から経営モデルを推測する(競合の『懐事情』を読む)

競合となりそうな院のリサーチを進めていくうえで、施術メニューや価格設定は、非常に気になるポイントのひとつだと思います。

価格設定には、その院がどのような患者層を想定し、どのような経営方針を取っているのかが反映されていることがあります。

もちろん、ホームページだけで院の経営状況まで正確に把握することはできません。しかし、施術メニューや料金体系を確認することで、その院が重視しているサービスや運営方針をある程度推測することは可能です。

  • 見るべきポイント:
    • 確認しておきたいポイントとしては、
    • ・保険施術と自費施術の比率はどの程度か
    • ・主力となる自費メニューの価格帯はどうか
    • ・回数券や会員制度など継続通院を促す仕組みがあるか
    • ・美容メニューやスポーツ向けメニューなど専門性を打ち出しているか
    • などがあります。
    • 例えば、保険施術を中心に運営している院もあれば、自費施術を中心に高付加価値なサービスを提供している院もあります。
    • 重要なのは、「どちらが正しいか」を判断することではありません。その地域でどのような価格帯やサービスが受け入れられているのかを把握し、自院のコンセプトやターゲットに合った価格戦略を検討することです。

4. 着眼点4:SNS・ブログから「人柄」と「熱量」を探る(院長の『顔』を見る)

情報発信の内容と頻度からは、院長の人柄や患者様との関係性を垣間見ることができます。

  • 見るべきポイント:
    • 発信は定期的か、それとも放置されているか?
    • 施術に関する専門的な内容か、それとも院長の日常を伝える個人的な内容か?
    • コメントや質問に対して、丁寧に返信しているか? もし競合の情報発信が滞っているのであれば、先生が質の高い情報を継続的に発信するだけで、そのエリアの「情報リーダー」としての地位を確立できるチャンスです。

5. 着眼点5:最終結論「空白地帯(マーケットギャップ)」を発見する

集めた全ての情報を基に、先生の院が狙うべき「空白地帯」を導き出します。


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【プロの視点】

もし予算と時間が許すなら、最終候補の競合院に患者として一度訪れてみる「覆面調査」も極めて有効なリサーチです。院内の雰囲気、スタッフの対応、施術の流れなどを肌で感じることで、Webだけでは決して分からないリアルな強みや弱みを発見できます。

【空白地帯の発見(思考例)】

「このエリアには、高齢者向けの保険メインの接骨院(競合A)と、高単価な美容整体院(競合B)はある。しかし、私のペルソナである『趣味でスポーツを頑張る40代男性』が、仕事帰りの夜間に通えて、パフォーマンス向上の相談もできる院は、まだ存在しない。これこそが、私の院がNo.1になれる市場だ!」

この結論を導き出すことこそが、競合分析の最終ゴールです。

分析を効率化し、結論を導き出す

競合分析の「やり方」がわかっても、いざ自院に当てはめるとなると、客観的な判断ができず迷ってしまう先生は多いものです。

そこで、株式会社ハートアンドハートでは、この記事で解説した5つの着眼点を網羅し、埋めていくだけで「自院が戦わずに勝てる場所」を特定できる『競合分析リサーチ・チェックシート』を完成させました。

このシートを手にし、専門家のアドバイスを受けることで、あなたの院の経営は次のように変わります。

このシートと個別相談で手に入る「3つの劇的変化」

「確信」を持った院経営 「なんとなく」の集客ではなく、データに基づいた「勝てる戦略」が手に入ります。将来への不安が消え、自信を持って日々の施術に集中できるようになります

「価格競争」という泥沼からの脱出 近隣院と安売りで競う必要がなくなります。他院にはない「あなただけの価値」が明確になり、自費メニューでも納得して選ばれるようになります。

「当たらない広告」への投資がゼロに 市場の空白(ターゲットの不満)がピンポイントでわかるため、反応率の高いチラシやホームページを迷わず作れるようになります。

【無料プレゼント】個別相談のお申し込みでお受け取りいただけます

現在、この実践型チェックシートは「無料個別相談」へお申し込みいただいた方限定でプレゼントしております。

「どこを見ればいいか分からない」という悩みは、今日で終わりにしましょう。個別相談では、このシートを使いながら、プロの視点であなたの院の「勝ち筋」を共に描き出します。

「地域で唯一無二の選ばれる院」への最短ルートを、今すぐ手に入れませんか?

まとめ:競合分析とは、自院が最も輝ける場所を探す旅

競合分析とは、他者を否定するためではなく、自らの独自の価値を再認識し、それを最も必要としてくれる人がいる場所を見つけ出すための、創造的なプロセスです。

5つの着眼点から競合を深く知ることで、初めて見えてくる「市場の空白地帯」。そこが、先生の想いと技術が、地域で最も輝ける舞台です。

もし、分析結果の解釈や、そこから導き出される独自の戦略立案でお悩みでしたら、ぜひ私たちにご相談ください。数多くの開業を成功に導いてきた経験で、先生だけの「勝てる市場」を共に見つけ出します。

松本俊和
この記事の監修者

松本 俊和

接骨院・鍼灸院 開業支援アドバイザー

これまでに関わってきた接骨院の新規開業は200件以上。

成功事例だけでなく失敗事例も数多く経験し、「成功する接骨院づくり」のために先生一人ひとりの状況に合わせた具体的なアドバイスを行っています。

物件選定・事業計画・資金計画・集客戦略・療養費請求体制の構築・物療機器の導入支援まで、開業に関するご相談はお任せください。

これまでの経験と現場で培った知見をもとに、先生が後悔のない開業を実現できるよう、成功する接骨院づくりのお役に立つ情報を発信してまいります。開業に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

開業支援実績200院以上 接骨院開業支援 鍼灸院開業支援 集客・経営支援 療養費運営支援 物療機器導入支援
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