
「開業準備は順調に進んでいますか?」
この質問に即答で「はい」と答えた先生ほど、実は危険な状態にあるかもしれません。 接骨院・整骨院の開業において、多くの失敗事例は「準備したつもり」から生まれます。
物件契約や内装工事、機器導入が進んでから「資金が足りない」「集客導線がない」と気づいても、手遅れだからです。
この記事では、開業支援と機器販売のプロが現場で見ている「成功する院が必ずクリアしている必須条件」を10項目に厳選しました。 感覚的な「YES」ではなく、「根拠(数字・ロジック)を持って答えられるか」という厳しい視点でチェックしてください。
※このページの使い方 開業準備の進捗に合わせて何度も確認すべきリストです。ページをブックマークするか、LINEでチェックリスト(PDF)を受け取ってご活用ください。
【Concept】コンセプト・ターゲットの明確化
開業準備で最も重要なのは、物件でも資金でもなく「誰に何を提供する院なのか」というコンセプト設計です。ここがブレていると、後の「機器選び」も「内装」もすべて無駄になります。
1.開業の目的とゴールは「数字」で言えますか?
「地域医療に貢献したい」といった抽象的な目的だけでは不十分です。
「3年後に分院展開する」「月商200万円を達成して週休2日を確保する」など、具体的な数値目標と期限が必要です。
ゴールから逆算して、今の準備内容(規模・予算)が正しいか判断してください。
2.ターゲット患者の「悩み」まで特定できていますか?
「20代〜80代まで幅広く」は、誰にも刺さらない院の典型です。
「産後の体型戻しをしたい30代女性」や「部活でレギュラーを取りたい高校生」など、ターゲットの顔が浮かぶまで絞り込んでください。
そのターゲットが「どんな言葉で検索し、どんな悩みを抱えているか」まで書き出せることが、YESの条件です。
3.競合との「違い」を3秒で説明できますか?
患者さんは、近隣の整骨院と比較して選んでいます。
「親切丁寧」「最新機器」は、どの院も言っているため差別化になりません。
「当院は〇〇に特化しているから、〇〇な人にとっては地域で一番だ」と、一言で言い切れる強み(USP)が必要です。
【Money】資金・売上計画の現実性
「なんとかなる」が通用しないのがお金の問題です。
融資審査や開業後の資金繰りにおいて、シビアな計画が求められます。
4.売上予測の「根拠」を説明できますか?
「1日15人くれば大丈夫」というのは希望的観測です。
「商圏人口が〇〇人で、認知率が〇%、来院率が〇%だから、初月は〇〇人」といったロジックが必要です。
特に、雨の日やキャンセル率も見込んだ、厳しめの予測を立てているか確認してください。
5.保険施術と自費施術の役割分担は決まっていますか?
保険施術一本での経営は、近年の療養費改定の推移や保険者の償還払い化への動きを見ても、外部環境に売り上げが左右されるため非常に困難です。
かといって、「流行っているから」と安易に高単価な自費メニューを導入しても、患者様の財布事情を無視した提案や、医学的な納得感のない施術にお金を払う人はいません。
その結果、リピートに繋がらず、常に高コストな新規集客を続けなければならない「ザル経営」に陥ります。重要なのは、保険から自費へ無理なく移行していただくための「納得のプロセス」と「LTV(生涯顧客価値)を高める設計図」です。
6.必要な資金総額と内訳を把握していますか?
物件取得費や内装費だけでなく、広告宣伝費、当面の運転資金(生活費含む)まで計算に入っていますか?
見積もりレベルで精査し、自己資金と融資で賄えるか確認してください。
資金ショートは即、閉院を意味します。
【Place & Hard】物件・設備への投資判断
一度契約・購入すると後戻りできないのが、物件と設備です。ここでのミスは致命傷になります。
7.物件選びの基準は決まっていますか?
「家賃が安いから」「駅に近いから」だけで選ぶのは危険です。
重要なのは「ターゲットの生活動線にあるか」です。
ターゲットが車移動中心なら駐車場が必須ですし、高齢者中心なら1階である必要があります。ターゲット不在の好立地はありません。
8.機器・設備導入の目的と回収計画はありますか?
「最新だから」「営業マンに勧められたから」という理由だけで導入していませんか?
「ハイスペックな機器を入れたが、ターゲット層と合わず稼働率が5%以下」という失敗事例は後を絶ちません。
その機器を入れることで、「どのターゲットの悩みが解決し、いくらの単価で、何回通えば元が取れるか(ROI)」が計算できなければ、それは単なる浪費です。
9.開業前後の集客スケジュールは描けていますか?
オープンチラシを撒くだけが集客ではありません。
開業3ヶ月前からHPを作成し、SEO対策を行い、内覧会で認知を広げ、LINE登録を促す。
この一連の流れ(マーケティングファネル)が設計できて初めて、開業初日から患者さんが来院します。
【Action】第三者の視点を入れる
10.専門家による「答え合わせ」を済ませましたか?
ここまで9つの質問をしてきましたが、すべてに自信を持ってYESと答えられたでしょうか? もし不安が残るなら、それは「経験がないから」当然のことです。
最も危険なのは、その不安を抱えたまま、誰のチェックも受けずに契約や購入を進めてしまうことです。 開業準備には、客観的な「第三者の視点(セカンドオピニオン)」が不可欠です。
ハートアンドハートでは、あなたの準備状況や計画に無理がないか、プロの視点で「開業準備の答え合わせ(診断)」を行っています。
- 狙っている物件で本当に集客できるか?
- 検討中の機器構成で、投資回収は可能か?
- 資金計画に抜け漏れはないか?
契約書にハンコを押す前に、一度確認させてください。
そのワンクッションが、数百万の損失を防ぐことにつながります。
まずは今の「準備のズレ」を確認してみませんか?
無理な売り込みは一切ありません。
あなたの計画が「成功ルート」に乗っているか、プロが客観的にチェックします。
LINEで簡易診断を受ける(無料)
※特典:保存版チェックリストPDFプレゼント中
