
フィジオアクティブHV2|鎮痛と治癒促進をこのサイズで。ハイボルテージ+マイクロカレント搭載モバイル機
製品概要
「フィジオアクティブHV2(PHV-2)」は、酒井医療株式会社が開発した、携帯型タイプの低周波治療器です。
片手で持てるコンパクトなボディに、深部組織への疼痛アプローチを行う「Hi-Voltage(ハイボルテージ)」と、組織修復・治癒促進をサポートする「MCR(マイクロカレント)」の2つの機能を搭載。 バッテリー駆動による高い機動性と、粘着パッドを使わずに通電できる新型プローブにより、院内の回転率向上はもちろん、スポーツ現場や訪問診療における「持ち運べる物理療法」として強力にサポートします。
主な特徴と機能
特徴1:鎮痛(HV)と治癒促進(MCR)を1台に集約
治療目的に合わせて、以下の2つの出力モードを切り替え可能です。
- Hi-Voltage(ハイボルテージ)モード 最大300Vp-pの高電圧を瞬間的に流すことで、皮膚抵抗を最小限に抑え、深部組織まで電気刺激を到達させます。疼痛の軽減や可動域改善に即効性を発揮します。
- MCR(マイクロカレント)モード 最大800μA(0.8mA)の極めて微弱な電流を流します。損傷電流に近い刺激を与えることで、細胞レベルでの組織修復や治癒促進をサポート。刺激感がないため、急性期の炎症部位にも使用可能です。

Hi-Voltage:Program1 鎮痛 Pain
急なアクシデントによる強い痛みに対して、主に太い神経線維に作用し、痛みの伝達を遮断する、ゲートコントロールプログラムです。

Hi-Voltage:Program2 機能改善 Muscle
筋刺激によるPNF(固有受容性神経筋促通法)を行うマッサージプログラムです。脳血管、運動器疾患のリハビリテーションに。

Hi-Voltage:Program3~5 Manual ① ~③
オリジナル設定が保存可能。
Manual① 短縮による筋ポンプで、鎮痛から機能改善までカバー。
Manual② 関節部の鎮痛。
Manual③ HV波形によるEMSモードで筋収縮によるNMES、廃用性萎縮(筋萎縮改善)に。
※工場出荷時は上記プログラムが設定されています。

MCR:Program1 鎮痛/治癒促進 Synargy
高出力(300~800μA)による鎮痛~治癒促進を行います。
あらかじめ皮膚抵抗を考慮した設定であるため、プリセットでそのまま使用でき、急なアクシデントによる痛みに対し、神経線維( 筋シナジー)に作用する、最も汎用性が高いモードです。

MCR:Program2 治癒促進/鎮痛 Healing
CH1側でシューティング導子を使用しながら、CH2側で粘着パッドを使用したり、HVによる疼痛緩和治療を行いながら、EMSによる筋力トレーニングを行う2CH独立仕様で幅広い治療シーンに対応します。

MCR:Program3 Manual
マイクロカレントの出力数値(30~800μA)を設定可能。
特徴2:筋萎縮改善を促す「ハイボルテージEMS」
ハイボルテージ波形を用いたEMSモードを搭載しています。 通常のEMSよりも深部への到達度が高く、ON(筋収縮)/OFF(休止)のリズムで電気刺激を行うことで、筋ポンプ作用による血流増大や、廃用性筋萎縮の改善、筋力トレーニングに使用できます。
特徴3:粘着パッド不要の「デルタスティック」と新電極
新たに採用された「デルタスティック」は、1本のプローブに最大3つの電極を装着可能です。 電極の一部がアース(対極)の役割を果たすため、患者様の身体に粘着パッドを貼ることなく通電が可能です。 また、新開発の「球電極カバー」はジェルが不要で、水に濡らすだけで通電でき、縫い目がないため衛生的かつ快適な肌触りを実現しています。これにより、準備の手間と消耗品コストを大幅に削減します。


従来のピン電極1本の使用方法:対極に粘着パッドを貼って使用します。
モーターポイントの素早い探索と患部への的確なアプローチ、集中治療が可能。

新しいピン電極3本の使用方法:3点で通電することで、より広範囲なアプローチが可能です。
電極2本で使用すればY字スティックとしても使用可能。

電極を複数差した場合、1本が粘着パッドの役割を果たすため、粘着パッドを使わずに通電することができます。
粘着パッドを準備する手間が省け、コスト面のメリットもあります。
特徴4:場所を選ばないモバイル設計
本体重量は約355g(バッテリー含む)と非常に軽量です。 バッテリー駆動に対応しており、コンセントがないスポーツのグラウンドや、災害時の救護所、訪問先でもすぐに治療を開始できます。
期待される導入メリット(適応症例)
本機器は、以下のようなシーンでの活用が想定されます。
- 急性外傷のケア(スポーツ・整骨院) 捻挫や打撲などの直後にはMCRで炎症抑制・治癒促進を図り、疼痛が強い場合にはHVで鎮痛を図るなど、病期に合わせた使い分けが1台で可能です。
- 訪問リハビリテーション 持ち運びが容易なため、在宅での拘縮予防や疼痛緩和、筋力維持トレーニング(EMS)に最適です。
- ランニングコストの削減 粘着パッドを使用しない通電方法(デルタスティック)により、消耗品の交換頻度を減らし、経営効率を高めます。
メカニズム・技術仕様
ツインピークパルス波形による深部到達
ハイボルテージモードでは、単相性のツインピークパルス波形を採用しています。
極めて短いパルス幅で高電圧を出力することで、皮膚のピリピリ感を抑えながら、電気エネルギーを深部まで効率的に伝達させる仕組みです。
安全性と禁忌事項
本製品は管理医療機器です。
- 禁忌
- ペースメーカー等の体内植込み型医用電気機器を使用している患者
- 悪性腫瘍、心臓疾患、妊娠中の方への使用は医師の判断を仰いでください。
- 使用上の注意
- 高電圧を使用するため、必ず低い出力から開始し、患者様の感覚を確認しながら調整してください。
製品仕様(スペック)
| 項目 | 内容 |
| 一般的名称 | 低周波治療器 |
| 販売名 | フィジオアクティブHV2 PHV-2 |
| メーカー | 酒井医療株式会社 |
| 電源 | 本体:AC100V / アダプター:AC100-240V(50/60Hz) |
| 消費電力 | 30W(電源入力30VA) |
| 出力周波数 | HV:0.5~200Hz / MCR:0.1~500Hz |
| 最大出力電圧 | HV:300V(p-p) / MCR:800μA(500Ω負荷時) |
| 出力チャンネル数 | 2チャンネル |
| 寸法 | 83(W)×185(D)×53(H)mm |
| 質量 | 355g(バッテリー含む) |
| 認証番号 | 307AFBZX00023000 |
| クラス分類 | 管理医療機器(クラスII) |
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