入場のみなと さかもと接骨院様 坂本 先生 01 開業を決意したきっかけは? 最大の理由は家族、とくに障害を持つ息子の存在です。急な通院やケアが必要になることが多く、勤務医では時間の融通が利かない場面がありました。家族との時間と安心を守るため、自分で時間をコントロールできる「開業」を選びました。 02 院のコンセプト・理念、そして開業準備の課題は? 港区に開院することから「港のように誰もが集まれる場所」をコンセプトに設定しました。理念は“痛みの原因を追究し、運動器の健康を守ること”です。開業準備では、息子の通院などで動けない時間が多いことが大きな課題でしたが、JBA協会のサポートにより、限られた時間でも計画をスムーズに進めることができました。 03 資金調達はどのように行いましたか?また、プロに依頼して良かった点は? 資金調達は日本政策金融公庫を利用し、JBAが紹介してくれた税理士を通して手続きを行いました。書類準備を含めスムーズに進み、苦労はありませんでした。自分で手続きを進めると借入額が低くなりがちですが、プロに任せたことで余裕をもった借入ができたことは非常に大きかったです。 04 物件選びで重視した点と、効果の高かった集客方法は? 物件選びでは、周囲の環境・住宅地か、学校があるか、院のスタイルに合うかなどを重視しました。また、良い物件はすぐに消えるため、毎日こまめに情報を確認する「スピード感」を大切にしました。集客は主にチラシが最も効果的で、「チラシを見て来た」という来院者が多かったです。今振り返ると、もっと早くSNSにも力を入れておけば良かったと感じています。 05 行政手続き・開業準備で大切だと感じたこと、これから開業する方へのアドバイスは? 保健所・厚生局などの行政手続きは専門性が高く、ミスがあると開業日が遅れるリスクがあるため、最初からJBAに任せて本当に良かったと感じています。これから開業される方には、一人で抱え込まず、専門家に頼ることが一番大切だと伝えたいです。自分で無理をするとミスや余計なコストが発生します。手続きを任せられたことで「心の余裕」と「安心」が生まれ、理想の院づくりに集中できました。